2009-01-01から1年間の記事一覧

今更なあ、と思うレビューその2 「しんぼる」

実は公開直後に見に行った。結構楽しみにしてました。うーーーん。これに関してはそんなに書くことがないので簡潔に。 面白くなかったです。完成度は高かったかもしれないけど、驚きがなかった。 驚きとか、意外性というところでは「大日本人」のほうが、よ…

今更なあ、と思うレビューその1 「1Q84」

村上春樹で今までの作品で一番好きなのは「国境の西、太陽の南」。 その次に「ノルウェイの森」。村上春樹について私なんかが語ることは今更ないのは承知だが、個人的に、彼が書きたいテーマというのはいつも「どんなにほかのことが上手くいっても、最愛の人…

志摩スペイン村に行くくらいの気持ちでアメリカに行ってきた その1

出発直前まで、あれこれ忙しくて旅行の準備がほとんどできないまま当日を迎える。ESTAは焦りつつも何とか期限内に申請、海外保険は出発ギリギリに加入。 着替えや化粧品はそのへんにあったものをとりあえずキャリーケースに詰め込む。ノートパソコンは使…

ストレスがたまると優先してしまうこと

って、人それぞれ色々あると思うんです。 普段、というか調子のいい時はその欲求をコントロールできるのに、ストレスやプレッシャーがかかると、途端にその欲求に振り回されてしまうものが。私の場合は、それが睡眠。ストレスや不安がかかると眠ることに執着…

帰ってきてます。

先週末より、戻ってきております。想像どおりというかなんとうか、今更ながら旅の余韻に浸っております。 あー、あれ買えばよかったかな、あそこ行きたかったな。とか。 今思えばいいもの見たな、とか。旅行のさなかは、残してきたものが気になりすぎて不安…

Where am I ?

明日帰ります。さて、結局どこに行ってきたかというと、それはまた後日ご報告しようと思うのですが とにかく、旅というものを楽しむポイントは、「今、この瞬間」をどれだけ 楽しめるかということにかかってくるわけで、私のように、明日のこととか、昨日の…

気楽な旅行者

観光地ほど、気楽なところはないなーと思う。 何の義務もなく、責任もなく(法律とか、もちろん最低限のことはあるけど)単なる一消費者として過ごすことができる。 消費者にはみんなが優しい。 お金と引き換えに得る、一瞬の解放かも。24時間寝ない街も、…

旅行に行ってきます

逃避じゃないですが、いや、逃避でしかないかも。とりあえず行って、帰ってきます。途中で報告もします。まったくのところ、腹が立つほど元気なのですが、ダメダメではあります。行ってまいります。

すべての行動が

結局自分のためでしかなかったことに気づく、という経験は、結構ショッキングだったなあ。自分がよければそれでいい、なんて、余裕のある時には思わない。余裕のある時には。 知らない自分の浅ましさを見る。目をそらす気力もなくじっと見る。この変な清々し…

問題は

思考回路なんだよ。 私の。つくづく自分て、エゴのカタマリだなあと思う。できないなら手放さなきゃならないものまで握りしめて放さないから、迷惑をかけることになってしまう。 私自身にとって「いい経験」とかって、私だけしかメリットないよね。周りは困…

修羅場が自分を育てる

落ち着かねば。パニックになるか、慢心するか、 どちらかの時は自己中心的な部分が激しく自分の中から出てくる。 生まれ持った性質は恐ろしいというか……根強いというか。自分がしでかすことがこの世で一番怖いな。だから、平静に。 自分をちゃんとコントロー…

オーバーヒートしてます

書いて残すことは死ぬほどあるけど 死ぬほど時間がない。 こんなん初めてだなぁ。

無条件に楽しくなれること

どんな時でも文句なしに、テンションが上がるものってなんでしょう。 落ち込んだ時に思い出せるように、自分が好きなものをおさらいしておきたいと思います。 ●エジプト遺跡特集のテレビ番組 ……エジプト以外でも古墳や遺跡のミステリーを扱ったものでもオッ…

今まで来た道を否定しない

最近しみじみ思ったこと。 新しい世界や仕事に飛び込む時、その動機は今まで居た場所が嫌になったから、であるケースが多い。 なのでどうしても、以前やっていたことや経験を否定しがちになってしまう。 だけど、新しいことを始めようとする時、頼れるのはこ…

自動ドア うなれば真白く 道光る

今更ながら夏を楽しみたくなってきた。でもなんかもう秋の気配。暑いんだけど。

カクゴ

覚悟せにゃならんなあ……と考える今日この頃。私は迷うのが苦手なので、割とすぐ覚悟してしまうほうである。 仕事や演劇や勉強や人間関係を、新しく始めるたびに、「新しいことやるのにかなり勇気いったでしょう。」みたいなことをよく言われる。 が、これは…

ずっと飢えているのに、何が欲しいのかもわからない 〜クルーエル・インテンションズ〜

深夜にテレビでやっていて、何気なく見ていた映画だけど想像以上に良かった。 映画として良い出来かどうかは正直わかんないんだけど、ストーリーやテーマが激しく自分好みだった。 悪魔のような魅力のある美少女と美少年。青春の鬱屈した愛憎、退廃的な生活…

仕事と恋愛のバランスをとるために

皆様暑中お見舞い申し上げます。 相変わらず昼間外歩くとめまいしそうなほど暑いですが、 朝夕はなんとなく秋の気配が近づいてきた感じですねー。たまにはこんな話題も。一人でいるときと、恋人という存在ありきで生活しているときでは色々生活が大きく違っ…

etude for everyday objects 〜音と所作が人を満たす〜

すっかりご無沙汰してしまったので書くことがたくさん溜まってます。 まずは、7/25に行ったサウンドアーティストmamoruくんのイベント 「etude for everyday objects」のことから。http://blog.livedoor.jp/soundartist77/ mamoruくんのことをなんと説明すれ…

本当に怖い習慣の話

夏だから怖い話をひとつ……ってこれは冗談でもなく、最近本当に怖いと思ったこと。正しい習慣は大事、ていうのは昔からよく聞いてたけど、それほど真剣に取り組んだこともないままここまできた。 たまに気まぐれでやる気を出し、習慣を変えようとしてみること…

戻ってきたあああ! 〜ターミネーター4〜

いやぁ「ターミネーター4」面白かったです。実際映画館で観たのは、もう2週間くらい前なので、今現在のテンションはタイトルほどは盛り上がっていません(笑)しかも、映画としてどうなのかと冷静に聞かれると、たぶん「B級エンタメ映画」として面白い、と…

これから書くぞ的なメモ

ここ一週間、本気でブログを書く時間がなくて我ながら驚いた。 もちろん、空いた時間がなかったわけではない。むしろたくさんあった。それでも書けなかったのは、ほかに取り掛かっている仕事がたくさんあったから。 何か気になる案件があると、それを仕上げ…

望んだ場所に行くためにジタバタするべきか、否か

親譲りの無駄なあがきが好きなタチで、昔から損ばかりしている。……この一文を書くためだけにわざわざ「坊ちゃん」を探し出してみたが、語呂は悪いしそもそもたいして大事なことでもなかった…… まあ、それはそれとして。自分の目指す目標に向かって、頑張れば…

シゴタノ!読書塾Vol.3 について

前回書いたレビュー記事「目が覚めてもブルーじゃない朝を取り戻せ 〜ずっとやりたかったことを、やりなさい〜」を、「シゴタノ!読書塾Vol.3」に応募していたのですが、先ほどアップされた結果発表によると、「新井賞」を頂けたようです。 新井さん! あり…

目が覚めてもブルーじゃない朝を取り戻せ 〜ずっとやりたかったことを、やりなさい〜

「ずっとやりたかったことを、やりなさい」/ジュリア・キャメロン著 菅靖彦訳 自分の好きなことが、ただ純粋に好きだった時代が誰にでもある。 心から楽しんで絵を描くこと、歌を歌うこと、人と話すこと、そして、文章を書くこと。しかし時が経つうち、ふと…

歴史でたどるあのモノガタリ 〜鎌倉・室町時代編〜

このへんの時代は……、面白いんだけど、改めて考えるとこの時代を舞台にしている作品って、あまり読んでいないことに気付く。 平家の没落、鎌倉幕府からさらに室町幕府へ。源頼朝とか義経とか弁慶とか、ドラマチックなのになー。史実とか、資料をもとにしたテ…

もうすぐ夏だし、蕪村の句でも見てみよう

最近、俳句と短歌の評論の仕事をしています。 (アートコミュニケーション発行「藝術百家」30号と31号(たぶん)掲載されていますhttp://www.artcommunication.jp/)それで、改めて俳句っていいな。と思ったのですが、どういう切り口で書けばいいのか分…

相変わらずの私とあなた 〜TRICK トリック劇場版2〜

どうしてもやらなければならないこと、やりたいと思っていることが山積みになればなるほど、人はどうでもいいことに向かってしまうものらしい。 いや、人はじゃなくて、私ね。 どうでもいい映画が悪いわけじゃない。世の中名作ばかりでも成り立たないものだ…

歴史でたどるあのモノガタリ 〜平安時代編〜

さて。いよいよ平安時代へ突入。 平安時代は言わずと知れたロマンあふれる名作ぞろい。 王朝文化っていいよね。教養と恋愛が文化を作っていた時代。優雅な毎日の裏には、血なまぐさい策略がはりめぐらされていたり、深い闇の中には魔物が潜んでいたり、そう…

日常という永遠の迷宮 〜スカイ・クロラ〜

DVDで鑑賞。近未来(?)の平和な世界。完全な平和を維持するため、人々は「ショーとしての戦争」を求めた。戦闘を請け負うのは、”キルドレ”と呼ばれる存在。新薬開発の過程で生まれた彼らは、思春期のまま心も体も年を取らない。寿命で死ぬことのないキルド…