2008-01-01から1年間の記事一覧

なぜだか分からないけど師走はいそがしい

何でかわからないけど忙しいんだよなー 近日中、考えていたこととかまとめてアップします。 なーんて、毎日の積み重ねもないことが突然できるわけもなく こういう言い訳を、来年からはしないようにしますよ。

風のある夜明け頃

散歩に出て、こんな写真を撮ったの思い出した。なにげなく撮ろうとしたが意外に上手くいかず、私有地のそばをウロウロして携帯構えてる自分、怪しかった。携帯で投稿すると、否応なく画像が横になるんだなー うーん。

落下の王国

溜まり始めた所感をひとつ、と思って11月末に見た「落下の王国」のことを。原題は「The Fall」 。「ザ・セル」のターセム監督の作品です。 映画観た翌日から、Youtubeで予告編とかオープンニング動画とか見まくってる。 素晴らしい映像美。自殺志望の男が…

私信

最近はすぐ夕暮れになっちゃうね。さっき歩いてたら雪がちらついていました。冬だなあ。空気が透明です。 冬を綺麗だと思えるなんて、多分今かなり元気なんだわ私。気持ちすごいわかるよ。私もそういうことある。 つい昨日も、なにげなく見た絵本に泣けてき…

「私とあなたを決めるもの」

「お仕事ですか?」 「いいえ、遊んでて終電逃しただけです」答えながら、助手席の後ろに貼ってある自己紹介を見る。最近のタクシーは車内に運転手のプロフィール表示があり、名前、顔写真、趣味などが分かるようになっている。スズキさん。釣りとカラオケが…

花をください

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。どれか一つと引き替えに、あなたに富を与えましょう。帰り道に突然袖を引かれ、老婆が言う。いきなり即断を求められてうろたえるが、借金もかさんでいたことだし、味覚と引き替えに富をもらった。 その日から僕は、スポンジと…

トップランナーにサイバラが出てる

トップランナー、今日のゲストは西原理恵子。 まだ放映中なのに耐え切れずアップする。あ〜いいな。この人好きだ。腹の据わり方が違う。カッコいいな〜 ストレートになることを恐れず、照れず、逃げ道を作らず。そして過去のすべてを笑いに昇華する度胸。 文…

My Favoriteな漫画 シリーズ第1弾 「うる星やつら」

唐突に自分の好きな漫画について語りたくなったので、なんの計画もなくシリーズ化。 とりあえず書こうと思ってるのは、大島弓子、諸星大二郎、高橋葉介、萩尾望都などなどなんですが、まずは高橋留美子の「うる星やつら」。何を隠そう、ここ一か月というもの…

ユナイテッド93

昨日の記事書きながら、ちょうど御巣鷹山に墜落した日航機のこと考えていたところに、ちょうど「ユナイテッド93」のテレビ放映。 まさに極限状態での人々の戦いを描いた作品、さらにテロ事体はノンフィクション。これは見ておかなくては、て感じだったんで…

枯れ葉のおかげで、風のかたちがわかる

昔、透明人間がペンキをかぶったりして正体がばれる、ていうネタが漫画やアニメでよくあったけど、そんな感じ。 風が枯れ葉をまとっている。さらさらて流れたり渦を巻いたり。

人が品格を失うのはどこらへんか、もしくはどこらへんまで持ちこたえるべきなのか

先月、海外留学の仲介業者が破産申請したニュースで、債権者説明会の様子が流れていた。見た人も多いと思う。えらいことになっていた。留学費用が来ないと知った債権者たちの怒りは相当なもんで、経営者袋叩き状態。土下座してる頭上に飛び交う罵声。 確か、…

追記:思い通りになること、ならないこと

さきほどの記事、読み返しながら思うことあり、追記。天職っていうものがもしあったとして、それって好きだけのものじゃなありえない気がします。 やっぱり仕事とするからには、誰かの役に立つことが大前提だし要はどれだけそのスキルが自分にとって、コスト…

思い通りになること、ならないこと

無職状態になってから、早一ヶ月半。 開放感にまかせて、すっかりぬくぬくと気ままな生活に浸ってしまっていますが、意外にもあまり不安感がない。 いや、現実にはそんなに余裕があるわけじゃないし 遅かれ早かれこうしてはいられない状況というのが訪れるの…

”ホントにあった”を信じたい?  〜「実話」怪談に思う〜

学校の課題として1年くらい前に書いた。備忘録として。 真っ暗な新月の晩。部屋に集まった人々は順に怪談話をし、行灯の灯火を一本ずつ消していく。百本ある灯心から全ての火が消えると、何かが起こる…。江戸時代の怪談集『伽婢子』(浅井了意著)には当時…

楽しい仕事は癒される

この一週間、短期バイトで八百屋さんをやっていた。と言ってもどこかのお店で、というのではなく 梅田の三番街で「大阪フードコレクション」という いろんな食品の見本市みたいイベントがあって それに出展するNPO団体さんからお誘いがあり 伝統野菜や無…

近況追加 制作のお手伝いした本が出ました!

親しい知人、タダノキンシュー氏の本が発売になりました。 私もお手伝いしています。政治家、学者、芸術家、芸能人にスポーツ選手、犯罪者やイエス様まで あらゆる人の、あらゆる人生に起こった出来事を年齢別にまとめた本です。 誰でも知ってる有名人たちが…

深山・幻想

死んだ父を特別懐かしいと思っていたわけでもない。 が、条件がそろう時はそろうものだ。これがめぐりあわせというものかな、と、山道をのぼっていく車の中でそう思う。九月の末になっても依然夏日のような陽気が続いていたが、奈良の山はすでに秋の気配に染…

スティーブ・ライヒ コンサートNHK教育で放送中

なのでぜひ見てください。まだ間に合う。

めんどくさいっていうな

漱石の「三四郎」で、主人公三四郎が美禰子に告白する変わりに家でふて寝してしまう主人公の気持ち、分かるだろうか? 私はよーく分かる気がする。昔からやたらと心身ともに起伏が結構激しいほうである。やたらと衝動的にパッパと動き回ってるかと思うと、急…

久しぶりの人に会う

2年とか3年とか会わなかった人に久しぶりに会うと、相手の変化もよく分かるけど 何より自分も変化してたんだということに気付かされて面白い。以前と、現在のギャップを語り合うと、お互いの変化が客観的に見えてくる。 会わなかった間何をしていたか、ど…

読書 備忘録【宮本輝 「にぎやかな天地」上下巻】

読んだ!感動した!ちゃんと感想書こう!とはりきってしまうと 結局あれこれ迷って書かないまま終わってしまうので 推敲せずメモ程度に残すくらいがちょうどいい。 ネタばれ全く気にせずのびのびと書いてしまってるので、ご注意下さい。【宮本輝 「にぎやか…

右脳と左脳と

お酒を飲んで楽しく話ながら、思ったこと。 リラックスできる相手だからというのもあるけど、自分の思ったことをできるだけそのまま 誤解のないように言葉で伝えられるというのは、うれしいことですよね。相手の受け取り方までは分からないにしても、せっか…

備忘録その2

ここ一ヶ月の記憶と記録。【5/22 スティーブ・ライヒ コンサート】 @東京オペラシティ タケミツホール プログラム ・ドラミング ・18人の音楽家のための音楽 Music for 18 Musicians 現代音楽てクラシック音楽の流れだから、演奏はクラシックと同じ形式なん…

備忘録その1

芝居が終わってこの方、ここぞとばかりに心ゆくまでぼんやりと過ごしていたら あっという間に一ヶ月経ってしまった。 ぼんやり、と言ってもそれなりに色々忙しくはしていたのだけれど 意図があって忙しく日々を過ごしているのと、何も考えずに目先の忙しさに…

残る桜と散る桜 近江八幡ルポ(2008年4月20日)

「先週に来はったら、桜が満開でしたのに」 花びらを散らす葉桜を眺めながら、駅前から乗ったタクシーの運転手さんが繰り返していた言葉を思い出す。近江八幡の春は盛りを過ぎ、初夏の兆しが見え始めている。 古い町並みをたどって、かつての近江商人たちの…

好きな絵ベスト3 (2008年5月現在)

★「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」 ジョン・シンガー・サージェント リリー、リリーと連続するタイトル込みで好きな絵。 最近の一番のお気に入り。 見るだけで幸せになるようなこのうっとりした世界。 私の深層にある少女趣味をそのまま言い当て…

舞台写真と、今さらながら所感など

さて、時が経つのは早いもので、音楽芝居「その夜を忘れない」公演が終わってもう10日も経ってしまいました。 稽古期間中は、本番までの時間が飛ぶように過ぎたものですが、終わってしまってからもまた、時の流れは早いもんですね。 ということで、今さら…

ありがとうございました!公演終了しました。

「その夜を忘れない」無事、公演終了しました。 本番までは色々苦労もありましたが、終わってみればまさに大成功のうちに終了できました。 ご来場の皆様、スタッフの皆様 そして演奏、共演者の方々、本当にありがとうございました。 音楽のライブと同じ舞台…

オリジナル和装本 「中無花 (なかなしはな)」

オリジナル和装本 「中無花 (なかなしはな)」完成しました。 和装本(表紙、本文ともに和紙を使用・綴じ糸は絹糸) 単行本サイズ 定価:2000円 レイアウト・装幀・製本:多田耕二 題字:梶本友紀 文章:梶谷友美 収録作品 ・中寺奇譚より「夏草」「瀧…

オリジナル和装本が出来ました。

オリジナル作品集 「中無花(なかなしはな)」完成しました。オールページ和紙製の和装綴の手作り本です。中寺奇譚など朗読で使った何編かの怪談が収録されています。詳細は明日にでも。