世界は変わっていない

最近思い出すのは20歳くらいの頃。
たいして輝かしい時代でもないんだけど……

あの頃、何かいろんなものでいちいち大げさに感動したり怒ったりしていて
その感覚は今も失ってはいないんだけど

その時美しいと思ったものは、今でももちろん美しいと感じるんだけど

だけど、さすがに、同じような鮮明さで美しいものをとらえ続けるのは
体力使うんだと、最近気付くようになった。

世界は変わっていないのに

私の目が、感動できるはずのもの、美しいものをスルーしている時がある。

空が青いのとか、街に音楽流れているのとか、当たり前に感じたりしないように努力している。

世界は変わっていないというのに。