「どんなことにも興味があります」

なるほどなーと思った記事です。

http://cyblog.jp/modules/weblogs/4071

全体的にもとてもためになるけど、一番おおっと思ったのがこの一言。
何にでも興味津々になるのは難しい。


「どんなことにでも興味を持ってます!」とか言うのは簡単だけど
ていうか、そういう自己紹介をしているライターは山ほどいるわけだけど

実際にはそんなにあれこれ興味を持つのは簡単じゃない。

だいたいの人は、自分の好きなもの以外には、もう全然と言っていいくらい興味を持ってない。
もう、清々しいくらいに持ってないと思う。

コンビニや本屋に、あれほど多くの種類の雑誌があふれているのに
手に取る本はほんの一冊か二冊で、しかもそれさえも、最初から最後までページをじっくり読んでいる人なんて
見たことない。

CDやファッションだってしかり。

「どんなことにでも興味あります!」って人ほど、何にも興味持ってなさげだけどなぁ。というのは単なる主観。
「いや、そんなことない」という人も、結局は自分の趣味の範囲内でしか、興味持ってないと思うよ。

もしくは”必死に”・”努力して”興味を持とうとしているはず。

興味を持とうと努力したところで、たいていの場合、「どんなことにでも」の範囲って、Yahooのトップニュースを一通りずらっと眺める、くらいじゃないか。

それをどう克服するか、っていうのがプロなわけだ。
興味はないけど、プロならば興味を持たなければならない。


本当に天然のまま「どんなことにでも興味が持てる人」がいるとしたら、ちょっと天才とかに近いかもしれない