飢える

何かに飢えつづけ、求め続けるというのは
結構、めんどくさいことだったのだな、といい歳になってしまった今は思う。

「何か」に飢えている人が、一番元気に走り回れる。

もう自分が何に飢えてたのか、よくわかんなくなってる。幸せだし。

いや、幸せなのは、とっくの昔からそうだったんだけどね。

幸せじゃないと思い込んでいた時期も、ずっとずっと

実は幸せであったことに気付く。

満たされているのに、わざわざ仮想の何かに飢えるふりをすることもあるまい。

でも、まだ何か、あるような気がするんだよなー