話すことは

書きたいことがいくつかあって、家に帰ったらすぐ書こうと思っていたんだけれど、他の用事を済ませてるうちにどうしようもなく眠くなった。


しかも足がつった。急に寒くなったからだろうか。


寒くなったとはいえ、もう春が近いことを確信しているからか、少し前の時期に感じたようなウンザリ感はもうない。
寒さを少し楽しむくらいな。


人と話すのは面白い。人間に生まれて一番よかったのは仲間と言葉で話せるところかもしれない。
私は書くより、話す方が好きだ。
言葉のキャッチボールとはよく言ったもので、会話って面白い。何かを発して、受け取って、また発する。
聞くだけでも、話すだけでもなく、受け答え。反響。共鳴。連鎖。増幅。


もちろん誰とやっても面白いけど、気の合う人間同士だとなおさら面白い。
気が合うってなんだろ。共通の話題がどうとか、趣味が同じとかはとりあえず関係ない。
主義主張もたぶん関係ない。
気なんか合わなくてもいいのかもしれない。
ただ、話せる人とは「死ぬってどういうことだろう」という話題もチャーハンの作り方も同じレベルで話せる。
というより、どんな話題になったとしても一番重要なテーマがいつも根底に流れているというか。


芸術も
ペンギンも
音楽も
オーロラも
大統領選も
砂浜での昼寝も
何で冬は寒いのかとかも


どんなことを話していても、結局テーマはひとつだ、と感じることがある。
私が話していて時間を忘れ、心から幸せだとはそういう友人との会話である。


あー、眠いから何も書けないと書くつもりだったのだけど。

話すことそのものの喜びについて語ってしまったけれど、ほんとは話したことで気づいた自分の現状のこととか、書こうと思ってた。
しかしもうほんとに眠いので。