インプットとアウトプット

※最近、「自信がない」「愛されたい」というキーワードで検索してくる人が結構多い。そのワードでひっかかるブログとして、何も役に立ってないので、その人たち向けに書いてみました。書いたものの、あまり関係ない気もしますが。


ひたすら本を読んだり、漫画を買ったり、ネットで情報漁ったり、美術館で絵を見たり、気になるスポットに行ってみたりして、ついでに美味しいもの食べたりとか、そういうのって全部、インプットなわけです。

読めば読むほど、見れば見るほど、感動すればするほど、頭の中に情報が溜まります。

それはとてもためになることですが、身に付くこととはまた違うことな気がします。まあ、情報や経験は身に付くけれど、でも、変化は訪れない。自分はずっと、自分のままです。

本当に身になるものはなにかというと、アウトプット。これを通してしか、人は変化できないと思います。変化すると言っても、本当に些細なしょうもない変化なんだけど、それでも、変わることができる。自分が、確実に。

料理を食べるだけじゃなくて、作る。本を読むだけじゃなくて、自分の文章を書く。作品を作る。絵を描く。歌を歌う。折り紙でもいいから何か作る。そしてこれは難易度高いけど、感動するだけじゃなくて、感動させる。

自分のアウトプットがいかにしょうもないか、打ちひしがれてもかまわずアウトプットします。意味とかなくていいから。外に出しましょう。表現しましょう。

美術館や映画館に行けば、最高のレベルの傑作が並んでいます。超すばらしい作品を作るアーティストは既にいるし、天才作家がもう全部のテーマは書いちゃってるし。

最高のものが、すでに世の中にあるのに、どうして自分なんかがアウトプットしなきゃいけないんだろう?

と思ってもですね。違うのです。

人生は、世界遺産を見るためだけにあるわけじゃない。
名作に感動するためだけにあるんじゃないんです。

どうでもいいんです。好きなことやろう。