遠方から友来たる

ふだん「友達少ない」とか言いながらも、34年も生きているとそれなりに親しい人は増えていくもの。
今日は長年の東京から友達が来てくれた。
人付き合いがマメな方ではなくて、すっかりご無沙汰だったのだけど、こういう時に連絡をくれると素直にうれしい。
会いたいと思ってくれることはありがたいことだ。


つい最近知り合って、時々会っては気楽なおしゃべりを楽しんでいた間柄……、と思っていたら知り合ってもう10年。
会うのは2年ぶり?
にも関わらずまるで先週会ったかのようにリラックスして話ができる。

ちょうど10年くらい前、ネットをはじめたころに作ったHPを通じて、何人かの人と知り合った。
同級生でも同僚でもない人たちと、直接知りあうことができる感動。趣味やアート、好きなことを遠慮なく思う存分話すことができる。今でこそネットで人脈ができることが珍しくもなんともなくなったが、当時の私にはかなりインパクトの強いできごとだった。
毎晩HPを更新しては、リンクをたどっては感想を言い合ったりコンテンツを一緒に作ったりした。
うぬぼれでなければ、お互い刺激し合い、尊敬しあい、成長できた楽しい時期だったと思う。


そして、今でも彼らのほとんどとは友情を保っている。
それこそが、必然の出会いだった証拠だと思っている。


会うべく運命づけられた友達は、いつでも世界中に無数にいるのだ。人生とは彼らをあらゆる方法で探し出す旅なのかもしれない。


久しぶりに会えて楽しかった。