日曜日のゆううつ

仲間と楽しく過ごしたあとは、ご無沙汰の友人からの連絡に喜ぶ。
晴れた日に感謝し、母の日に家族で食事を。
申し分もなく誕生日は終わる。


この感じはなんだろう。
休日が終わる夜の、やるせない気持ち。
珍しいものじゃない。昔はよく感じていたし、今も同じ思いでいる人は何万といるだろう。
日曜日の夜に、テレビを見ながらだんだんと悲しくなってくるこの気持ち。


だけど、久しぶりだった。
そんなことに気づきもしなかったけど、ここ何年このゆううつとは無縁で過ごしてきたのだ。


楽しく過ごした今日が終わっても、明日もまた楽しい一日が来ると確信していた、ということか。
そんな日々が来たらどんなにいいかと長年願ってきたわりには、そんな風に過ごしていたことを知らなかったなんて。


おかえり、日曜日のゆううつよ。