続・勝手に自分アンケート

眠れぬ夜をどうお過ごしですか?ってもう朝なんですね。
以前は眠れないと過去のことばかり考えたものですが、最近は未来のことばかり考えてしまいます。どっちも同じくらい、愚かなことでありますが。


遅くなってしまいましたが、rojion666さんからのリクエストにお答えして、自分へのアンケート、続編です!
こういうの、お待たせしちゃうと熱が冷めちゃうし、速攻で答えた方がいいですよね。せっかく面白い質問もらっていたのに、すみませんでした。


さて1〜8の設問はrojion666さんから頂いた設問。
それ以降は私が追加で思いついたやつです。


1:あなたがもっとも強く衝撃を感じた体験とはどういったものでしたか?また、それはあなたにとって幸福に値するものでしたか。
月並みですが、二度の大きな失恋です。私を否定し拒絶してくれた人のおかげで、それまでいた自己中心的な狭い世界から外へ出ることができました。自分が苦しんでいるのと同様、もしくはそれ以上に目の前の人も苦しんでいるということを、アホな小娘に教えてくれた大事な体験でした。
これからも、同じ経験するたびに大きな世界へ出られるんだと思います。
もちろん、幸福なことだったと信じています。


2:一目見ただけで共振を得ることができた人との出会いは何度ありましたか?
ゼロ回。私には霊感がないので、見た目では人は分かりません。外見や第一印象というのは、人に強い影響を与えるのは確かだと思いますが、実際の中身とリンクしていることは少ない、というのが実感です。
とは言え、「一度話しただけで」ものすごく気が合う、強い親しみを感じる、ということはよくあります。そして、大抵はその一回目の印象のまま長く友人関係を続けられる人が多いですね。個人的には、「話してみる」ことがやっぱ大事かな。


3:なにかを為したい、そういう意思、または衝動は持っていますか?
いつも持っています。何だか落ち着かない、焦りに似た感覚ですね。なので、純粋に遊ぶ時間や、楽しむ時間というのが昔から苦手です。何だか後ろめたい気分になってしまう。どうせ遊ぶくせに、無粋なことですが。単に自己顕示欲が強い、というだけのことかもしれない、と思うこともあります。


4:物書きになろうとした動機はなんですか。
覚えてないです。それしかなれない気がしたからかもしれない。


5:“書くこと”ができることは。
思考することが、鮮明な意思を持つことができること。これは”書く”に限らず、”言葉”を使うことに通じるのかも。私は、私の思考がなくなってしまうことが、この世で一番怖いです。だから頭はいつも大事にしようと思う。脳トレとか(笑)


6:書くことによって一番の幸福を感じた時はどんな時でしたか。
生まれて初めて、小説を完成させた時。今でも、文章を完成させた時が一番幸せです。その後の評価や自己反省は、うれしいことがあっても他人ごとみたいな感じかも。まあでも、それは、書く幸せというより、物を完成させること全般の幸せかもしれないんですが……。書くことに限っての幸福があるとすれば、やはり頭で考えていることを文字であらわせた瞬間でしょうね。なかなか思うようにうつしとることはできないんですが。


7:次のラジオ放送いつですか。
すでにアップしている第二回放送、聞いていただけたでしょうか(笑)さらにその次の回も、来週くらいには聞いてもらえる予定です。


8:この企画おもしろそうなんで他のブロガーにもしていいですか。
もちろんです!って、ごめんなさい。この回答だけでも早くしておけばよかったですねー。ぜひぜひ、広めてください。今回頂いた問題、大変答えがいがあったというか、よい刺激になりました。ありがとうございます。


以上、上手く答えられたかどうかわかりませんが、こんな感じで満足してもらえたでしょうか。ラスコーリニコフ君。


こっから先、おまけです。

9:あなたは右脳派? 左脳派?
右脳派になりそこねた左脳派……。だと自分では思い込んでいたのですが、最近友人から、「自分が右脳派であることを認められない偽左脳派」だと言われました。



10:何度も読んでしまう小説は?

夏目漱石三四郎」「こころ」
尾崎翠第七官界彷徨
坂口安吾桜の森の満開の下
宮本輝「星々の悲しみ」
あと、小説じゃないけど、ちくま文庫から出た日本文学シリーズ「岡本綺堂」にある杉浦日向子のあとがき。彼女の書いた文章ではこのあとがきがもっともすばらしいんじゃないかとさえ思う。


11:冒頭の書き出しが一番好きな小説は?
ストルガツキイの「モスクワ妄想倶楽部」
”モスクワは雪に埋もれようとしていた”という文章が二回繰り返す始まり方にしびれました……って、今本を引っ張り出して確認したら、書き出しはこの文章じゃなかったです(笑)
まあ、でもこの二回繰り返すっていうのがインパクト強かったんで、やはりこれで。


12:食わず嫌いのままで終わらなくてよかった、と思う作家は?
何といっても安部公房筒井康隆。ほか、ストルガツキイもそうですが、SF全般です。今はSF大好き。すすめてくれた人には感謝してます。


13:昔愛していたけど、今は読まない作家は?
村上龍吉本ばなな長野まゆみ鷺沢萠京極夏彦。このへんは、私と同じ世代なら通ってきた人多いんじゃないだろうか。宮本輝も同じように昔から好きだけど、今でも読んでる。


14:内面と外面に対するポリシーをお聞かせください
精神的なもの、無形のものは(小説、音楽、哲学、考え方など)男性的なもの、肉体的なもの、有形のものは(映像、絵画、ファッション、仕草など)女性的なものが好きです。
まあ、これが言いたかっただけの設問なのがバレバレですな。


ではでは、今日はこのへんで。